先日歯医者に行きました。
3ヶ月に一度の定期チェックです。
私は病院があまり好きではなくて、心配なことがあるとちゃんと行くのだけれど、今のところは寝たら治ることが多いので、ついつい足が遠のいてしまいます。
でも、歯は寝ても治らないし、虫歯などのトラブルを早期に発見することで、健全な状態が保てるので、定期チェックは必ず行くようにしています。
定期チェックでは、虫歯の有無と歯ぐきの状態のチェックをしてくれます。それから、クリーニングをしてくれます。
それで、ここ最近は、歯ぐきの状態が少しずつ悪化していて、糸ようじをしてもらうと、口の中が血だらけになります。
歯科衛生士さんは、いつも「糸は?」と尋ねはります。私は「してません…」と答えます。
私は糸ようじが嫌いなのです。糸ようじをしてもらった後は歯が弛んでしばらく違和感が残るし、私には合わないんじゃないかと思ってきました。
顎が小さくて歯がぎゅうぎゅう詰めに生えていて、歯並びもよくありません。
なので、何度ご指導いただいてもする気にならずに来ました。
ところが今回の定期チェックの後、数時間過ぎてから、口の中にいつもの糸ようじ後の違和感とは違う、何がはさまっているような違和感がありました。調べてみると、歯と歯の間の歯ぐきに血豆が出来ていました。
糸ようじの嫌いな私は、糸ようじのせいに違いないと思い、ネットで検索してみました。
心配ご無用!デンタルフロス使用時の出血について | デンタルフロスのオカムラ
http://www.okamuragroup.com/jp/column/2292/
するとそこには下記のように書かれていました。
決して、歯茎を傷つけているわけではありません
デンタルフロスによる出血は、
特に使いはじめた頃に血が出ることが多々あります。
それは実は、デンタルフロスで歯茎を痛めているからではなく、歯ブラシだけでは残ってしまう歯垢が原因で、歯と歯の間に炎症を起こしているためです。
つまり、歯周ポケットにばい菌が集まり、歯茎が腫れて血がたまっている状態。
デンタルフロスは、そんなすでにたまっている血を、はき出してくれるんです。
なので、最初は出血したとしてもまったく問題ありません。
自分の歯と歯茎の健康のために、たまった悪い血をはき出す。
それが、デンタルフロスの特徴的な役割といってもいいのかもしれません。
歯周病予防にもつながります
逆にフロスを毎日つづけると、徐々に血が出なくなっていきます。
さらに、歯茎の腫れもおさえてくれます。
歯茎を腫れた状態から健康的な状態になるようはたらきかけ、
結果的に歯と歯口を守ることにもつながります。
デンタルフロスをすることは、歯周病の予防にも役立つというわけです。
これを読んで、
お口の健康のために、糸ようじは、私には必要なことがよく理解できました。
それから、二週間。極力毎日糸ようじをするようにしています。
ここに書かれている通り、出血は数日で治ってきました。
その上、歯みがきするだけより、歯がツルツルになるのです!
口の健康は本当に大切です。
生きるとは食べることなので、口の中がよくないときちんと食べられないし、口の中がより不衛生だと誤嚥性肺炎の大きな原因になるのです。
在宅ケアの中で歯科衛生士さん、歯科医師はとても大切な存在です。
知っていることと、ちゃんと実践出来ることはまた別なのです。やはり、専門家の言うことにきちんと耳を傾け、素直な高齢者を目指さねばと思いました。