今朝は、朝から大張り切りで、昨日繕ったカーテンを持って仕事に出かけました。
まずはケアマネジャーさんに電話をかけました。寒くて仕事にならないので、カーテンを吊るしたいのだけど、ご家族に了承を取って欲しいとお願いするためです。
在宅ケアはチームケアですから、うまく出来ないことや特別に何かする時も、ケアマネジャーさんと話し合って決めることが大切です。
特別サービス的な事をする時は、ケアマネジャーさんに間に入ってもらうことで、ケアマネジャーさんと患者さんの信頼関係がより強くなり、その中に自分も入れてもらえる形になると、もっと仕事がしやすくなります。
ケアマネジャーさんを飛び越して、自分が前面に出てしまうと、私一人が抜けがけしたような形になり、チーム全体のバランスを崩してしまい、結果的にはいいケアができず、私の仕事もうまくいかなくなるのです。
悪気はなくても配慮のないこのような行動で失敗したことも何度かあります。
ケアマネジャーさんは、突然の話にも関わらず、私の意図を組んで下さり、すぐにご家族に連絡をして下さいました。
このケアマネジャーさんは、日頃からご家族さんとの信頼関係も厚いので、すぐに了承を得て下さいました。
私は、訪問してすぐ真っ先にカーテンを取り付け、部屋の温度がどうなるか楽しみにしながら、施術を始めました。
今日の昼間は日差しが暖かかったのですが、それでも、いつもは、「強」の風がエアコンから吹き出し続けているのが、サーモスタットが効いて、風がしばらく止まったりしていました。私自身も施術をしながら汗をかきました(暖かな部屋で施術すればすぐに汗が出て来ます)
そして患者さんの口から「寒いからもういらん」という言葉が出ることはありませんでした。
カーテン効果は十分かなと一人で悦に入っているところに、弟さんが仕事の合間を縫って、家に帰って来て下さいました。
弟さんは、お礼を言うために帰って来てくださったのでした。
それで、二人でもう一度、カーテンの重みで外れてこないことを確かめ、部屋がいつもより暖かな事を感じながら家を出ました。
家にあったカーテンの端切れをお持ちしただけなのですが、やり過ぎてはいけないこともあるので、こういう時に思いついたことを実行するのは少し「勇気」が必要です。
トラブルが起きることなく、お部屋が暖かくなって本当に良かったです😌