カーテンの端切れを縫いました。下手くそですが…。
お一人暮らしで、寝たきりの患者さんがいらっしゃっいます。お隣に弟さんがお住まいで介護されているのですが、昼間はお一人です。
それからおウチには、かわいいシーズの老犬が一匹います。
このワンちゃんが、患者さんの部屋からお勝手に自由に出入りできるように戸が閉めてなくて、入り口には、薄いのれんがかかっています。
それでお部屋は、エアコンをいれてもなかなか温まりません。換気が良すぎるのです。
患者さんは、お布団をかぶって寝ていらっしゃるので、寝ていらっしゃる時は、寝汗をかかれることもあり、それほど寒くはないようです。
しかし、マッサージを始めるには、まず、お布団をめくらなければなりません。
元気な方のマッサージなら、お布団の中に手を入れて揉むこともできなくもないのですが、寝たきりの方となると、手足を動かしたり、寝返りをしたりということが、基本的には必須となるので、お布団をめくらないわけにはいかないのです。
それで、身体に毛布をかけたりしながら施術するのですが、
しばらくすると、
「寒い!もういいわ」
と言われてしまいます。
そうですよね。寒いですよね…
毎回毎回、こんな風に途中で終わっていては、仕事の使命がまっとう出来ません。
それで、薄いのれんが遮光カーテンなら少しは違うかと、家にあった遮光カーテンの端切れをチクチク縫ってみました。
明日、弟さんのお許しがいただけたら、部屋の入り口にかけてみようと思います。
これで少しは暖かくなるかなー。