美味しい記憶。
鰻のお誕生日プレゼントを差し入れしてから6日後の今日106歳の患者さんを訪問。
鰻のことはすっかり記憶の彼方みたいでした。取り立てて話題にもしないで、今日の体調を伺いながらマッサージを始めようとしたら
「あんた、名前なんやったかな。心安すぎて忘れたわー。
うどん注文して食べようか。あんたも好きなもん頼みー」
とおっしゃいます。
もう3年以上伺っていますが、こんなことをおっしゃるのは初めてです。
私と美味しいものが記憶の中で結びついたんじゃないかと思うのです。
美味しいものを食べた記憶は、次々と通り過ぎて行くルーティーンな日常に楔を打ち込むような出来事なのかもしれません。
やっぱり美味しいものは元気の源です!
そして、ボケ予防の一番は、やっぱり食べる楽しみがあることかもしれませんね。
私は106歳の患者さんの言葉にマインドコントロールされそうです。
うどん買って行かなきゃ…って頭の中グルグル🌀